三橋「ミハニー、フラッ シュ!犯すわ、よ!」

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原作レイプ注意

「橋子や、橋子や。ないてばかりいないでちょっとここへおいで。」
「はい、母上さま。」
廉姫はあれからずっと泣いていたので目が真っ赤になってしまいました。
「母上さま、何故畠本は生害(自殺)をしたのでしょうか?俺には分かりません・・・・。」
廉姫はじっとまっすぐお尚の顔を見ました。
「ここに畠本の遺書があります。一つは殿様へ、一つは私に、一つはあなたへ向けて書かれていました。」
「ど、どんなことがかいてあったのですか!?」
お尚は目を少し下に向け、きっとした鋭い表情でまた廉姫を見ました。
「あのね、橋子。畠本はあなたのために死んだのですよ。」
「ど、どうして!?どうして俺のために!!」
どんな理由であれ自分が畠本の自殺に追い込んだと思うと廉姫はたまらなくなり、また泣き出しました。
「畠本はあなたの幼い頃から天性のすぐれたものを見るたびに次第に畏れをいだいたそうです。自分のような才能のない者があなたの面倒をみるなんて、といつも嘆いていたそうです。」
「そ、そんな・・・。畠本はあんなに人を思いやる素晴らしい心を持っていたのに・・・。いろんな事を畠本から・・・もらったのに・・・。」
「泣かないで最後までちゃんときいて橋子。畠本は生害の罪を犯すことによって彼女の名を将来に渡ってあなたの侍女の中から永遠に消し去られるように望んだそうです。」
廉姫は少し考えていいました。