三橋「あべくんたすけてはもうだめだ!」

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680fusianasan
呆けた頭が瞬時に事態を把握しフル回転を始めます頭の中は警鐘が鳴り響いているにも関わらず体は動きを停止したままでそんなオレに気付かぬ阿部君は一人情事後の甘いひとときに酔いしれ
オレの頬にチュッと唇を寄せながら硬直したままのオレの体にすり寄りますが玄関からのガチャガチャという金属音を聞き入れるとビクリと飛び上がりオイもしかし(ryどうす(ryみは(ryと泣きそうな顔でこちらを見てきます
泣きたいのはこっちだと鼓膜が破れるほど声を大にして言いたいところですが相も変わらずオレの体は固まったままでそうこうしているうちにガチャリとドアが開く音が聞こえました
せめて何か羽織るものをと見渡すも虚しく一糸纏わぬ姿で浅いお風呂に浸かるオレたちに手ぬぐいを除いて肌を隠すようなものは見当たりませんそれもそのはずオレも阿部君も玄関に服を脱ぎ捨てたままでそれが大変な事態を招くであろうということまで頭は回らず
いやたとえ回っていたとして既に成す術などひとつとしてありはしないのですがとりあえず手ぬぐいを腰に巻きいかにもちょっと遊びに来たついでに風呂お借りしちゃいましたすいません的な場面を演出してみせたものの
不器用なオレは上手く手ぬぐいを巻くことができず慌てて阿部君が手を貸しますがふと手を止めたかと思うとやb(ryとと呟きました何事かと目をやるとなんと阿部君の腰に巻かれた手ぬぐいが隠された自慢のシャトルによって見事にテント状に盛り上がっておりまして候