俺のペットはどうやら服を気に入ったようだ
今まで興味が湧かなかったのがもったいないくらい、服の着せ替えが楽しい。
コイツもどうやら服が気に入ったようなので、最近は靴下まで履いている。
天気のいい昼下がり。俺とコイツは近所のでかい公園まで散歩にきた。
県立の公園だけあって、真ん中は池と芝生、そして鬱蒼とした木々が公園の隅まで広がる。
マフラーから靴まで身につけたコイツはすっかり人間のようで、俺は少しおかしくて笑いそうになる。
ざわざわと風の音が周りを包み、深い影が落ちる夕刻。
もうコイツの日干しは良いかと思い、若干肌寒くなった俺は帰るぞとコイツのマフラーと引っ張った。
すると掴まれたマフラーを俺の手から奪い、まだ外にいたいと言った。イラッとした俺は帰るぞ。と再度マフラーを掴み引っ張るが抵抗する。
逆らうのか、お前。
首が絞まる事も気にせず、手頃な茂みに連れ込む。そしてコイツのベルトを外しズボンを下着ごとずり下げる。
抵抗する暇も与えず次はコートを脱がせ、上着を勢いよく下から引き抜く。
やっぱりお前に服は贅沢だ。そう言いながらこっそりポケットに忍ばせた首輪とリードを取り出し、後ずさるコイツにはめてやる。
それ相応の扱いが一番いいと、これでわかった。
帰る頃にはすっかり暗くなり、公園には人影が無くなった。帰り道も時々車や人の気配を感じたが、多分悲鳴とか気のせいだろう。
すると、気付いてしまった。
靴下と靴と首輪だけの全裸の状態で、コイツの勃起している事を。
仕方ないので帰り道にあった小さい公園の公衆便所へ行き、備え付けの鏡の前で自分で処理をさせた。
途中近くで車の音がするたびに、ひんひん泣いてた声がうっと詰まる。そして更にそそり上がる。変態だ。
「ふ、く」
明日木曜か。たしか衣類の回収日だったよな。
半透明の袋にどんどんコイツに用意した服を詰めていく。
靴下だけ、いつも真っ赤にしているから残してやった。