三橋「三橋穴が過疎ですぬ」

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698fusianasan
>>647
ここまで

キュッと音をたてて蛇口が捻られる。
今日はなんとか一枚も皿を割らずにすんだらしく、三橋は満足そうにふぅっと息をついた。
「おフロ、わいてる よー」
「おーサンキュ」
休む暇もなく、三橋が駆け寄ってくる。その手には着替えとタオル。
自分が役に立たない厄介者だってのを一応自覚してるらしい三橋は、常々こうしてかいがいしくオレの世話を焼く。
ドジ踏んでばっかなのがたまにキズだが、正直悪い気はしない。オレが三橋を追い出さない理由はそこにもある。
そしてもうひとつの理由というのが――。

「うぁ、ふ、あぁんっ きもちい、よぅぅっ」
普段より高い三橋の声が風呂に反響する。
パンパン肉のぶつかる音と浴槽の湯が跳ねる音とに混ざって、一層オレの下半身を熱くする。
仕事に疲れてヘトヘトになっていたはずが、いやあオレもまだ若い若い。
「もぅ、イっちゃ、あっ らめ、ああぁぁあっ」
ぶるっと三橋の細い腰が震えて先端から白い精を吐き出す。
それは三橋のチンコを伝って、ぽとりと浴槽に落ちていった。

はじめて体を繋げたのは、三橋がうちに来て三日目の夜だった。
どこで覚えたのか知らないが、誘いをかけてくる三橋に折れて、というかオレの理性が切れて、メチャクチャに犯した。
それからというもの、こうしてしばしばセックスをする関係になってしまった。
最初は後悔したものの、後腐れもない三橋とのセックスは女とのそれより官能的で煽欲的で、すぐにオレはコイツにはまっていった。
これが、オレが三橋を追い出さないもうひとつの理由というわけだ。