三橋「三橋穴が過疎ですぬ」

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306ヤサシイミハシ
前回はウィキ参照。メンヘル・病気捏造注意。
あとウィキ管の方アスペルガー症候群をキンダライ病など適当な名前に変えて頂けたら幸いです。

ある日、俺は大学の学食で栄口とあった。
栄口は高校時代に比べて大分ピザになっていた。
「聞いたよ、阿部。最近三橋と仲いいんだって?」
「ああ、まあな・・・。」
「なあ・・・・、阿部、俺、あんま表現力ないし、よく分からないかもしれないけど、聞いてくれないか・・・?」
「・・・・・?ああ・・・・。」
「俺、去年の秋にバイクで全開事故起こしたろ?」
「ああ、お前よく助かったよな・・・。」
「信じられないかもしれないけどさ・・・・。あん時俺、死んだお母さんが一瞬見えたような気がしたんだ・・・・。」
「へえ・・・。でもお前の気のせいだろ。100パーセント。」
「でもさ、鼻つまむと臭いって分んないだろ?耳ふさぐと音って聞こえなくなるだろ?でもそれって自分が確認することが出来なくなっただけで匂いや音は確実に存在してるわけだろ。」
「ああ・・・・。」
「俺、五感で感じ取れない存在は確実にあると思うんだ。魂とか神様とかさ。でも人間って傲慢だから自分には『分からない』からいないって決めつけちゃってるんじゃないかって思うんだ。」
「ふーん、面白いな。それ。俺はそんなオカルトみたいなこと信じないけど。言いたいことってそれだけ?」