俺ら「バレンタインは廃止されました」

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640fusianasan
三橋の口元を見つめる。
あっという間に、飲み込まれるサンドイッチ。
ハムスターのように頬を膨らませて、モシャモシャとやっている顔は幸せそうだ。
いつもながら、美味そうに食う。
「三橋、口の端にカスがついてる」
三橋が、下唇の右端についていた白くてドロッとしたものを舐めとるのを見て、俺の股間は俄然固くなる。
この遊びを始めたのはいつだったか。
しばらく、トイレに篭ってから、「腹の調子が悪いから、食ってくれ」と言うと、三橋は何の疑いも無く、俺が渡すものをムシャムシャと食った。
一度、田島が「ちょっと、くれよ」と俺の渡したジャムパンを食おうとしたときは焦った。
田島に食べてもらっても、何も嬉しくない。
しかし、これは三橋の食い意地に救われた。
田島の魔手を察知した三橋は、さっさとジャムパンを口の中に入れてしまったのだ。
その後は、田島が、三橋の口をこじ開けようとして、三橋はシャコガイみたいに口を閉じてたっけ。サンドイッチを全て平らげた三橋が満足そうな顔でこちらを向く。
「栄口くん、ありがと、う!」
俺の精液入りサンドイッチ、美味しそうに食ってくれて、俺も嬉しい。