http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1202826483/488 「あ、べくん…ちんちん、いたい よ…」
三橋さんが力なく言う。
かわいそう。てかすげえ辛そう。
さっきとは別の意味で顔を真っ赤にして、兄ちゃんの枕に頬を押し付けている。
兄ちゃんはそれをみて満足気に頷くと、真っ赤に腫れ上がってる三橋さんのケツにまたもやオレのお姉さんを突っ込んだ。
「ぅ…やだ、やめ て…」
やっぱまだ痛そうだけど、細身のお姉さんは兄ちゃんのデカマラほど辛くはないみたいだ。
「ちっとおとなしくしてな」
ペン、と兄ちゃんが三橋さんのケツを叩く。
それからチンコをしまいズボンをはいて、オレの方に向き直った。
「お前明日の科目何よ?」
は?オレ?
科目って…テストのことだろうか。そういや明日からテストだった。
いきなり現実に引き戻されてズーンと気が重くなる。
「古典と数学だけど…」
「ちょうどいいじゃん。兄ちゃんが数学見てやんよ!」
ニカアッと似合わない笑顔で、数学は任せろよ!と胸を張っている。
オレと三橋さんはポカーンと口を開けて顔を見合わせた。
「だからさ、この点における接線をlとして…ってなんでこんなもんもわかんねえんだよ!」
バン!と兄ちゃんが教科書を叩く。
確かにオレは数学ができないけど、それにしたってこの状況でわかれってのはいくらなんでも無茶ってもんじゃないだろうか。
「ん、うぅ あべ、く…」
背中越しに三橋さんの声が聞こえる。
泣きまくってるせいで、だんだん声が掠れてきた。
「うっせーな。勉強の邪魔すんじゃねえ」
「ひっ…ご、めん なさい…」
なんでそこで謝っちゃうんだろう。オレも三橋さんもなんも悪くないのに。