阿部「いつの日か思い出すのだろう」

前回wiki参照。wikiの人ありがとう
※阿部視点注意



「オ　レも　もらってきた、よー」
「おー、よかったな」
白い息を切らして三橋が駆け寄ってきた。
他の皆が貰ってたものを貰えなかったのが寂しかったらしくわざわざあのおっさんの店まで来たのだ。
他の奴らが「せっかくだから使う」と街に繰り出したものだから余計そう思ったのかもしれない。
「つーか、お前これ何かわかってんの？」
「えー…と、書いてあるよ！『ぜ‥つりんマ　ムシ　ホット』だ！」
「じゃなくて、使い方」
「えー…と、ち、ちんこに装着って書いてある…！ちんこの服だね！」
「ヴァーカ、セックスする時に相手が妊娠しないようにつけんだよ」
セックス、と三橋が呟いてコンドームの箱を握り締めた。
「…ひょっとして使ってみたいのか？」
三橋はうん、と頷く
「…使い方教えてやんよ。ついて来い」
阿部君、いい人！とか言って三橋がひょこひょこ後ろからついてくるのをいいことにそのままラブホにしけこみ俺の絶倫マムシHOTで初ぬこぬこに成功した。
俺は、セーフティセックスを心がけてるから12個入り×2箱で冬の間の暇つぶしには十分だぜ。
おっさんありがとな。あと仕事がんばれよ。

おわり