前回まではwikiへ参照。(wiki編集俺へ。収録時レスごとに1行あけてくれると助かります)
あらすじ ある夜中、泉に部室へ呼び出された三橋。実は泉はシマムラ星の王子だったとさ。
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灯りの全くない暗い空間で淡々と話される内容は、とても非現実的だ。
非現実的なんだけど、これはきっと本当の話なんだろう、な。
泉君の声にはマジメな響きが凄くこもっていて、すんなりとオレの耳に侵入してくる。
なんでも、泉君はオレ達と同じ人間−−と言うか、地球人じゃ、ないんだって。
じゃあどこから来たの?ってオレが口を挟む前に泉君はどんどん話を進めていく。
「シマムラ星はホントに平和な所でさぁ……俺はそこで王子としてぬくぬくと育ってたってわけだ。
星の民達は全て俺のようにスタイリッシュな格好のいい奴らばかりだった」
すごい!泉君、本当に王子様だったん だ!
いつだったか、前に泉君が英語で何かが書いてある服を着てたのを見て、
阿部君が影で「星w王子wwwだっせえwww」なんて言ってたのを思い出す。
オレには意味が分からなかったけど、「星」と「王子」って…もしかして阿部君は
泉君が王子様だって知ってたのかな?だったら阿部君もすごい!
こっそり感動してる間にも泉君の話は続く。