>>360 「シャワー浴びるんか」
「ちがうよ!お風呂、入る」
「・・・ゼリーだぞ」
俺がゼリー、と言い終わる前より早く三橋は風呂桶に飛び込んでいた。遅かった
「あぁあん、きもちいいぃ」
三橋は風呂の中でゼリーをぐっちゃぐちゃにかきまわして
体中になすりつけて善がっている。右手はなんと!ちんこを触っているらしい
馬鹿か?あいつ
「おい三橋」
「うぅん・・・あんっああんっ」
ゼリーオナニーに夢中で俺の言葉は聞こえていないらしい
俺はキレた
「いい加減にしろ!!!」
パコーン。近くにあった風呂桶で三橋の頭をぶった
三橋は慌ててキョドって・・・その態度にまたムカついたのでも今度は二発お見舞いした
「俺君っ、どうっどうしたの?ですか」
変な言葉遣いすんな!
「帰る!」
「え?ど、して・・・俺君もゼリー、おいしい、です、よー?」
「お前のチンカス入りゼリーなんざいらねえ!!!気持ちわりーんだよ変態!!!」
途端に三橋は真っ青な顔をして、ごめんなさい、ごめんなさいと言い出した。もう遅えっての馬鹿
「じゃあな。もうクラスで話かけんなよ」
捨て台詞を吐いて俺は三橋んちを後にした。
去り際に振り返った時見た三橋はしゅんとして、捨てられた子犬のようだった
三橋は次の日、旅行から帰ってきた親達にたっぷり叱られたらしい。ざまあ!
「なあなあ朗報朗報!今日の数学自習だってさ」
「なんかさ、センセーが腹壊したって!食中毒かもって」
「野球部で昨日なんか食ったらしいぜ」
あの大量のチンカス入りゼリーがその後どうなったのかは知らない