三橋「え･･･えっと･･･し　死刑！」

あちこちの遺跡を巡って漸く手に入れた円盤石を、丁寧に神殿の中心へ置く。
この円盤石から生まれるモンスターが、これからの俺のパートナーだ。
珍しく、そして強いモンスターが生まれるという確信が俺には有った。
神官に頼むと、すぐに再生が始まる。まばゆい光。
それが収束していくと、モンスターの形を成す。
光が消えたとき、そこには、

ふわふわの頭をした少年が全裸で座っていた。全裸で。
えええええええなんだそりゃ。でも驚いているのは俺だけだ。
神官は平然と「元気なモンスターですね」とか言ってやがる。何なんだこれ。
唖然とする俺のほうを見て、少年はフヒっと笑った。鳥みてえ。
「ご　しゅじん、さま、出してくれて、ありが　とう！」

馬鹿馬鹿しくなって来たから一部地域