阿部「三橋は大切なチームメイトだ」

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417乾燥プルーン
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不格好に突っ込まれていた腕がなくなったので、背中が寂しい、ような、気がする、と三橋は考えながら口に押し込まれる阿部の指を吸った。
ちゅうちゅうと音を立てて吸引していたら、もう片方の阿部の手が腰に回ってきた。
縦に撫でさする手の大きさに安堵しながらも、これって完璧に赤ん坊扱いではないのかとも思う。
口の中で二本の指が舌を揉みかき回す。
太く味気ないが、自分のものではない他人の肉に体は勝手に水気を増やし、阿部の指の皮がふやけていく。その感覚は三橋に美味しい。
阿部は指を与えて三橋の注意を引きつつ、大きな円を描くように背中を撫でていた。
自分の顔の下で三橋が夢中になって口をすぼめているのを見つめていると、指だけでなく顔もふやける。
可愛いというのもあるが、なんというか面白い。愛嬌のある生きものだと思う。
外面もそうだが中身のことを考えると股間が膨れあがってくるのを押さえきれない。
三橋の体をもっと身に引き寄せようとすると、三橋が目だけで見上げてきた。
白目の部分の多い三白眼の吊り目がキョトと動いて、指をくわえた口元がものを言うように寄った。
膝こぞうが互いのものとぶつかる。腰元を揺するように押しつけると、固く伸びたちんぼうが布地の下で居心地悪げに太ももの上を擦った。
「ウンコ漏らして勃起してんのか」
三橋の口の形が歪み、指と唇とに隙間が出来る。ぴちゃ、と阿部の指の下を三橋の舌が打った。
関節の窪みを押し上げてくる舌を阿部の指が押し返す。
「う、う、ぅう」
背中を口を押さえられ、三橋はなすすべもなく身を固くして縮こまっていた。
ただ熱を持抱えた股間だけは、阿部に体を擦り付けられるごとに自己主張を強めていく。腰が自然に振れてしまう。
「う、ぇううう〜」
「かわいそうに」
何がだ。三橋は阿部の指に歯を立てた。前歯がふやけた皮に押し込まれる。
最初はかかった力も軽いものだったが、その手加減が案外難しくだんだんと顎の筋肉が張ってくる。
「ふぇっ」
泣き声めいた声を出して、三橋は口から指を吐き出した。これ以上納めておくと、本気で噛みついてしまいそうだったからだ。
阿部の手が三橋の背中から下ろされた。丸く膨らんだ三橋の尻の真ん中を抑えると、中指が割れ目に差し込まれる。
その感覚から逃げだそうと三橋は体を動かして阿部の腕を振り払おうとした。
「だ、ダメだぁ、つぶれ、る」
「いまさら?パンツならもうとっくに汚れてんだろ」
「ダメだっ、濾されて、ズボンまで、汚れちゃうカラ、ダメ」
必死に訴えてくる三橋を見て、阿部はブッと吹き出した。そしてまた彼の手を引いた。