SANYO「パチンコ●●のアクエリオン」

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209fusianasan
俺は夕飯を済ませ、隣の部屋をノックする。
「ただいま」
「お・・・おかえりなさい」
そいつは待ちかねたかのように戸を開いた俺にそう言う。
名前はレン、この部屋に住ませている。
「晩飯だ。腹減っただろ」
「ご、ごはん」
涎を垂らしながら俺が手に持っている飯を見つめる。今日はカレーだ。
俺はカレーをついだトレイと水の入ったトレイを床に置く。
レンはハッハッと舌を出しながらカレーの前でペッタリと内股で座る。
「待て、まだだ」
「キューン・・・ハッハッハッ・・・」
「・・・・・・・・・よし」
俺が良しのサインを出すともの凄い勢いでカレーに口をつける。
「あ、あふっ・・・あふっ・・・」
「もっと行儀良く食べろ」
「ふはっ はっ・・・」
食べる格好は犬さながらだ。水も犬のように舌を出してぺろぺろと舐めるように飲む。
口の周りはルーでグチャグチャに汚れ鼻先まで付いている。水もタラタラと口元から垂れている。
あっという間に山盛りだったカレーを平らげる。
「行儀良くしろと言っただろ。シャツにシミが付いてるじゃないか」
「はふ・・・はふ・・・」
汚れたシャツを掴み、それで口元を拭いてやる。
「風呂の時間だ。ついでにこれも脱ぐぞ」
伸びきった古いTシャツにトランクスという服装のレンの服を脱がせようとすると
いつものように腕や足を伸ばし俺に素直に体を預ける。
「風呂場まで歩けるだろ」
そう言うとレンは頷き、ノソノソと風呂場に向かい、俺も脱衣所で服を脱ぐ。
「入るな!待てだぞ!」
待つように言わないとすぐにバスタブにダイブする。命令するとレンは風呂場の椅子に座って俺を待っている。