美人OL「うおおおおうんこおおおおお」

このエントリーをはてなブックマークに追加
373fusianasan
「あ・・ああ・・・・」
変わり果てた友人の姿に、三橋は腰を抜かして倒れ込んだ。
否、もうそれはヒトとしての形貌を保ってはおらず、自我を無くし欲を満たすためだけに動く、言うなれば獣と化していた。
目は突出し皮膚は剥け、意味を持たないうめきを発しながら、かつてヒトであったものはゆらゆらと緩慢に、しかし着実に三橋との距離を詰めていく。
わけがわからないまま拳銃を掴み、銃口を獣のこめかみに向ける。
が、ひどく震えのために照準を合わせることは難しい。
凶暴化した獣から、先程までの友人の笑顔が浮かび上がった気がして、三橋は混乱しきった頭を壁に打ち付けた。
「うわああああああああいやだああああああ!!!!!」
牙を剥き出しにした獣が詰め寄る。猛獣のように低く唸ると、三橋の肩の肉に鋭く尖った牙が触れた。
瞬間。
渇いた破裂音がこだまする。
予測していた激痛の不在に、三橋がそろそろと顔を上げる。
ずるりと崩れて落ちる獣の影から、銃を構えた阿部が現れた。



バイオハザードしてみたけど三橋はソッコー感染しそうなので一部地域