三橋「このスレこそが真の変態の森なんだよ…」

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361fusianasan
マック店員三橋

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雑然と物が散らばった部屋の真ん中で、三橋はマクロナルドの女子用の制服を着たまま正座をしていた。恐ろしさに顔を上げられずにただ膝に置いた拳を硬く握り締めている。
男は椅子をギシギシと鳴らして集まった面子と世間話をしている。
「つーかさあ、二次元と三次元は別モンだっていうのが分かってねえんだよな、メディアの放送の仕方って。オタだからメイド喫茶に行くわけじゃねえっての。あいつらキモすぎだよ」
「リアルにツンデレはマジないよね、あれはないない」
「そうそう!二次元だからこそ輝くんだよなあ!そう言えばかがみんの同人誌持ってきたんだが」
「おお、貸してくれ。たま姉のも今度貸してくれ」
頭上で交わされる会話を理解することも頷くこともできずに、三橋は黙って震えているばかりだ。
男のほかに、3人の同年代の男たちが部屋にひしめきあっている。
三橋は唯一頼りの椅子に座った男に目をやるが、どうやら会話に夢中のようで居場所がない。帰りたい、と切実に思う。
おどおどと視線をさ迷わせていると、一人の男と目が合った。メガネをかけていて小太りの男は、遠慮のない視線で三橋を見ていた。
悪寒を感じて三橋が俯くと、ひそひそとした声が聞こえてくる。
「…マジであの子やっちゃっていいの?」
「男なんだよね?写真の子だろ?」
「女装っ子って三次でもいけるな」
自分のことを言われているのか、とますます居心地が悪くなり、顔が上げられなくなった。男は相変わらず椅子に座ったままにやにやとしているだけだ。
「…お、おれ、か、かえ、る……」
立ちあがろうとしたが、長い間正座していたため、足が痺れてしまって間抜けな格好のままうつ伏せに倒れてしまった。
滑りやすいストッキングのせいでまともに顔から畳につっこんでしまい、息が一瞬止まる。
「い、いたっ、い…」
膝の痛みに足を開いてうつ伏せのまま足を見る。赤くなってはいるが、腫れてはいなかった。
突然尻に人の手の感触があり、三橋はあわてて上体を起こして後ろを見る。3人の中で一番太っている男が肉厚の手で尻を撫でまわしていたのだ。
「お、男の子のくせにでかい尻だな」
幾分上ずった声が男の興奮した状態を表しているようだった。
メガネをかけた小太りの男も、やせて背の高い男もさっきまでの和気あいあいとした雰囲気を消し去って、じっとりとした目でその姿を追っていた。
スカートの中でむっちりとはじけそうな尻を下から上へ何度も揉みしだく。恐怖で動けないのをいいことに、ストッキング越しに太ももにまで手を這わせてくる。
362fusianasan:2008/01/09(水) 15:38:44
マック店員三橋

>>361


「そいつドMだから、多少ひでえ事しないと反応しないんだ」
「マジで?」
「マジマジ。そういやお前の名前、なんだっけ。み…三橋、なんとか」
三橋は手から逃れるように腰を振ってずりずりと廊下へ出ようとする。それはまるで男達を誘うかのような淫靡な姿だった。短いスカートの奥の陰部が見えそうで見えない状態で尻を振っているのだから、後ろで見ている方はたまらない。
メガネが足首をつかんで、部屋の真ん中に引き寄せた。
ハアハアという息遣いとひそひそと聞こえてくる声に三橋は顔を上げることができない。
怖い。最初に男にされたように殴られるのだろうか。それとも、まさか。
「帰りたいのか?なら条件な。これクリアしたら帰っていいよ」
男は笑って立ちあがると、三橋の頭を足で踏みつけた。
「こいつらのオナネタになってやれよ。全員発射させたら帰ってもいい。ただし直接接触はなしな。見せるだけで出させたらお前の勝ちだ」
男は引き笑いをして、「じゃあな、三橋。俺シャワー浴びてくるからあとよろしくな」と言い残して部屋を出て行ってしまった。
残された3人の男と三橋はしばらく黙りこくったまま時間だけが過ぎる。
メガネの小太りの男が三橋の腕を取って座らせる。
「下の名前、なんて言うの?」
割と穏やかな声に、三橋は少しだけ肩の力が抜けた。膝をそろえて横座りをしていた三橋は顎を引いて目線だけを男にやる。
「…れ、れん、です」
「レン?へえ、レンかあ。最近出たあれ、鏡音リンの弟もレンじゃなかったか?」
「そうだったなあ!レンってちょっとやんちゃなキャラなんだよ」
「こっちはドMのレンか」
男達はまた分からない会話をしている。三橋はさっきの男の言葉を反復する。
(ちょくせつ、触らずに、しゃせい、させたら、勝ち)
畳に敷いてある汚れたカーペットをぎゅっと握って、三橋は立ちあがった。