http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1199520040/796 慣れた手付きで阿部さんが廉の一物を上下に扱きあげる。
一物と菊門への刺激で三度の射精が無かったように、あっという間に勃ち上がる。
「ああ、ん!ん!ん!ん!ああんんあんんんあんんんああっ!!」
廉は女のような嬌声を上げて、達した。
そのまま両腕は力を失って折れ、廉は布団に顔を埋める。
廉と、一昨日出て行った男と、その前の男と、そして相手をしてもらった数多くの男達の汗と涙と涎と精液と血、諸々の体液が染み込んだ汚い布団だ。
それでも、阿部さんに支えられた尻は高く立ち上がっている。
グッタリとした廉の腰を抱えて、阿部さんは座る。
背面座位の姿勢は、助平なところが全て衆目に晒される。
十分にほぐされ、赤く腫れた菊門に阿部さんは己の一物を捻じ込んだ。
「あっーーー!!!」
一瞬の悲鳴の後は声にならない。
亀頭が入るまでは阿部さんが手を添えていたが、その後は何もしなくても、廉の体重で、飲み込んでいく。
抵抗しようとした手は宙を掻き、踏ん張ろうとした足は萎えている。
阿部さんは、挿れた後、身動きせず、穴を一物の形に馴染ませていく。
その間、阿部さんは廉に口付ける。
長い長い口付けの後、阿部さんはおもむろに動き出す。
「ひっひぃっ!!ん、ひい!い、い、ひい!!」
緩やかに始まり、段々と激しくなる動きに抑えようとしても漏れ出る悲鳴。
粘膜が捲りあがって出し挿れに伴い空気に晒される。
堪えようとしても耐えられずに
「旦那様、助けて、旦那、様、だ、だっな、さ、またすったすっ」
泣き叫ぶ廉の声を聞くと、酷く心が痛み、それと比例して下腹の一物に血が集まって滾るのを感じる。
「廉、いいよ。凄くいいよ」
呟きながら、俺のそれを変貌させた廉の狂態を余さず画布に叩き付けるだけだ。
>>172 終わりは唐突に来た。
廉が達すると共に、阿部さんは動きを止め、一息の間の後、ふーーーーと、長く息を吐いた。
ズルリ、と赤黒い一物を廉の尻から抜いた。
俺は恐る恐る問う。何度経験しても、この瞬間は空恐ろしい。
「終わったのか?」
「ああ、終わった」
脱力仕切った廉の体を壊れ物を扱うように阿部さんは横たえる。
意識を失っているのかと思った廉はぼんやりと目を開けていた。
「どうする?」
阿部さんに訊かれて、俺は首を振る。
「後は俺がやるよ」
「そうか」
そのまま、身支度を済ませ、阿部さんは「じゃ」と軽く手を挙げ、去っていった。
「また、よろしく」
俺の挨拶も軽いものだ。
長屋の向こうとこっちの端くらいしか離れてない所に住んでるわけだし。