阿部「三橋!俺が触手でも投げてくれるか?」

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738fusianasan
>>716
三橋「あははは!やった!念願の甲子園に出れたぞ!!」
花井「お前は俺達のエースだぜ!」
三橋「俺、本当のエースになれたんだ!わーいわーい!!」


場面変換

時期、不明。

森に囲まれた屋敷から一人だけ出て来る三橋。
屋敷近くの小屋の扉を開けると藁の上に子犬が眠っていた。
「ここに いたんだ、ね アイちゃん」
そっと子犬を抱きあげ、三橋は優しく頬ずりする。
何故か三橋の犬嫌いは治っているようだ。
子犬にリボンで作った首輪をつけると、
小屋の隅に置いてある石碑を裏返し、文字を読んで一人頷く。
「4つめの鍵 だ」
まだ眠そうな子犬の頭を撫でると、そのまま三橋は小屋を出る。
扉を半分閉じながら三橋は呟いた。
「これからは オレが、ずっと アイちゃん を 守る よ」
笑いながら鍵を閉める。子犬を置き去りにして。