三橋「さア何囘でも御相手爲すツて」

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296fusianasan
>>246,249,261,264

こんなにどきどきするのはマウンドの上だけだと思っていた。手が汗ばんで、握り締めても力が入らない。
「オ、オレ……」
「しー……静かに。三橋はじっとしてたらいいから」
こんなときまで俺君の声は優しい。あれもこれもと注文をつけるイヤなオレの頼みを聞いてくれる。
俺君の手がやわやわとオレの胸を撫でて、その指先がときどき乳首に掠った。
ビリビリする感覚と、おなかの下の方からじわじわ込み上げてくる気持ちよさにぐっと息を飲んだ。
明るいままだと恥ずかしいから、雨戸もカーテンも閉めてもらった。
電気もついていないし、きっと俺君には何も見えていないはず。
それでも恥ずかしい、怖いと言ったオレに俺君はタオルで目隠しをしてくれた。
俺と目が合わなかったら恥ずかしくないだろって、そう言ってつけてくれたんだ。
でも、見えないとどこが触られるのか分からなくて不安なせいか、いつもより敏感になってる気がする。
「あ、ふぁ! あ、やっ な、めちゃ ああっ……!」
ぴちゃぴちゃと音を立てて俺君のあったかいベロが俺のおなかを舐めていく。
乳首、きっとピンとたっちゃってるんだろうな。ちんこも、きっと、たってる。
そう考えただけで恥ずかしくてたまらないのに、それを俺君が触ってくれるんだと思うと身体が熱くなった。
もっと、もっとして。もっと気持ちよくして欲しい。
優しい俺君にオレが出来ることって言ったら、こうやってエッチしてるときに俺君の言うとおりに動くくらいだ。
「三橋、足開け」
言いながら俺君がオレの足首を掴んでグイっと押し広げた。
ひざが胸につくくらい押し広げられて、オレはぞわぞわ這い上がってきた快感に身を震わせた。
オレ、期待してるんだ。
こうやって恥ずかしいカッコさせられて、そんで俺君がエッチなことしてくれるの待ってるんだ。
自覚すると恥ずかしさはもっともっと大きくなった。だけど、もう我慢できない。
目隠しで見えない真っ暗闇の中でオレは手を伸ばして俺君を探した。
「オ、オレ もうほっ 欲しい! 俺君の、い……いれ、て 欲しいっ」
「……いーよ、入れてやるよ。ったく、三橋はほんとにエロいんだから」
おかしそうに笑った俺君の声に、オレもフヒッと笑いを漏らした。


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