三橋「あたっ 当たるぞ!」

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75エビフライ三橋かもしれない
「あ、あべくん……見えない、よ」
「大丈夫だよ」

シーツの上に真っ白な体をした三橋が寝転がっていた。
手はいつかのように胸の上で組まれ、寒いのか不安なのか、ヒザをすり合わせるようにしていた。
生まれたばかりの身体。オレのためにヒトになった身体。オレのための身体。
その、白い太股に手を這わせスルリスルリと撫で上げた。

「ふぁ、あ べくん、や だ、こっ 怖い よっ」
「何でだよ、目隠ししてるだけで、オレはオレだろ」
「そ、そう だ けどっ……あ、うぁ……っ」
「ほら、勃ってきた。気持ちいいだろ」
「あ、あ、やだ、あべく、こ わい……こわ、い よ、あべ くんっ」

タオルで目隠しされたまま、三橋がイヤイヤと首を振る。
怖い怖いといいながら、乳首もぷっくりとたちあがっていた。
正直な身体。オレしかしらない身体。何も知らない三橋。オレだけを信じてる三橋。
ぞくぞくする。征服欲ってこういうのかな、と思いながら三橋の口に手を伸ばし指を差し入れた。

「舐めて」
「う、うん……」
「オレのちんこだと思って舐めて」
「うっ!?」

指の腹でぬるっと湿っぽい舌に触れる。まだ、ほとんど何も舐めてない舌。それがオレのを舐める。
尻も、舌も、この白い身体は全部オレのものだ。オレのために人になった三橋は、全部オレのもの。
遠慮がちに指をしゃぶり始めた三橋は、ぴちゃぴちゃと音を立てて二本の指を吸った。
オレが教えたとおりに、フェラするときみたいに、舐めて、吸って、唇で挟んで、舌の先でつつく。

「オレのちんこ、うまい?」

指の付け根まで咥え込んでいた三橋は苦しそうに頷き、赤い紐を引いた。まさかの金タライ。