http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1197035496/l50 最後にブラウスのボタンを閉じて、リボンを付けて、さらに紺色のソックスも全部履いた。
ノーパンだから、さらにスカートがスースーする。
「阿部くん、着た、よ。これで いいかな?」
「おお、いいぞ。」
阿部君は満足した顔で笑って、突然俺の背中をパン、と叩いた。
そんなに強く叩かれたわけじゃなかったけど、緊張してたからやけに大げさに驚いてしまい、
そのままベッドにうつぶせで倒れ込んでしまった。
布団はやわらかかったけど、顔から突っ込んだから、鼻が潰れて痛い。
慌てて顔を上げようとすると、後頭部を思いっきりベッドに押さえつけられた。
ギシッ、ギシッ、とスプリングを軋ませて阿部くんがその上に乗っかってくる。
「三橋って本当にバカだよなぁ。」
阿部君がボソッと呟いた。
バカって言った。バカってオレの事言ってるのかな。
「あ、阿部、く ん?」
「もう一回だけ練習させてくれ。なんでダメだったのか調べたいから。」
すごくマジメな声でそういう風に言われて、一瞬、投球練習中なのかと錯覚した。
阿部君はキャッチャーだから、オレの投球が上手くいかないとよくこういう事を言うんだ。
オレはいつものくせで、うっかり頷いてしまった。
でもこの体勢でこの格好で練習って・・・。
「れ 練習ってもしかして、アレするの・・?」
「そう、アレするの。」