阿部「三橋!今日は何の日か知ってるか?」

このエントリーをはてなブックマークに追加
25fusianasan
田島君考える

「ぶっ!」
思わず噴出して、ヤバイと思ったけど止まらなかった。
ぎゃははって爆笑するオレを阿部が睨んでるのは分かってたけど、発作みたいな笑いは止まらない。
「笑うな!」
イヤイヤそれはムリだって。阿部っていつもぶっちょうヅラしてんのに根は素直っつかなんつーか。ビビるわマジで。
腹かかえてひぃひぃ言ってたら、いい加減にキレたのか軽く足を蹴られる。
「って、蹴んなっつのっ」
「礼は言ったからな!」
真っ赤な顔してそんだけ言うと、阿部はグラ整に戻って行った。
うわー、そーですか。まさかそんなふーに考えるとは思わなかった。
つまりアレだろ、阿部から見たらオレが煮え切らないあいつのケツ叩いてやったコトになってんだろ。だからありがとってコトでしょ。
「はー、苦しい…」
なんか妙にすがすがしい顔して沖と話してる阿部を見てるだけで腹がひくひくした。
笑っちゃダメだって分かってるけど、ぶはって息が漏れる。
グラ整が終わっても、笑いの発作が止まらないオレをみんなが不思議そうな顔してみてる中、阿部だけが苦いモンでも食ったみてーなツラしてた。

それが先週の話し。そっからどうなってんのか、詳しいコトは知らない。
三橋はずっと何か言いたそうな顔をしてたけど、二人きりになるような機会も無かったし、作らなかった。
オレは中村先輩との駆け引きみたいなのに忙しかったし、阿部だっていちいちオレに報告してくる気はないみたいだし。

同じもの2回書くの、結構きついんだ。遅くてごめん