俺「三橋が俺にもっと輝けと囁いている…」

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904バカエロパロ マッチ売りの少年
>>895・・・数日後。

ああは言ったものの、具体的にどうすりゃいいんだ。俺は三橋とは面識もねぇしなぁ・・・
とりあえず三橋を見かけた街に張ることにした。

・・・ん?あれは三橋じゃないか。やっぱりこの通りで何かやってんだな・・・

「おじさ ん、マ ッチ いりません か・・・?」

さっきから街行くオヤジにマッチを売ろうとしている。何なんだ?
おっと・・・三橋が壁に寄りかかって眺めている俺に気づき、近づいてくる。

「お兄さ ん、 マッチ 買って くれません か・・・?」
「いくら?」
「1本1000円・・・です・・・」

高ぇ!が、中村の言っていたマッチ売りの少年ってこのことだよな・・・
とりあえずどんなもんか見てみないと何もできねぇ。買うか・・・

「分かった・・・買おう」
「あ ありが と ござい ます・・・じゃぁ・・・つ 付いてきて・・・」

三橋に連れられて来たのは立ち並ぶビルとビルの間だ。狭くて暗いぜ・・・
こんなところで何やるってんだ?

「1000円・・・前 払いです・・・」

1000円を渡すと、マッチを手渡された。これがマッチか・・・いたって普通のマッチじゃねぇか・・・?

「じゃ あ・・・マッチ に 火を つけて ください・・・」

言われるがままにマッチを擦って火をつける。