769 :
大奥:
ごめん、前の投下分見失った
探してくるが、一応前まではwiki参照で頼む
「やめて欲しければ吐け。あいつなんだろう?」
男は何度も笑いながら耳元で囁いた。
激しい痛みと羞恥と屈辱感で朦朧とする頭の中に、男の声が呪文のように鳴り響く。
ここで素直に頷けば、もしかしたら解放されるのかもしれない。
そう思うと、思わず頷きそうになった。
そこを唇を噛んでなんとか耐えると、男は面白そうにその顔を覗き込み、再びむちゃくちゃに腰を動かした。
男の荒い息が顔にかかり、悪臭と痛みで吐きそうになる。
程なくして、男が低く呻く。
反射的に三橋は身構えた。もう抵抗する気は無かった。
体の中に熱い精子を叩き付けられたのを感じ、ゆっくりと目を閉じる。
(修ちゃん、修ちゃん、修ちゃん・・!)
口に出して言えないので、心の中で何度もその名前を呟く。
初めて叶の精を体に受けた時の事を思い出し、今あったことを全部忘れようとした。
しかし、頬で乾いた音がして、鋭い痛みにハッと目を開くと、また別の男が、黄色い歯を剥き出しにして笑っている。
「も、いや・・っ、お、許し、くださ・・あっ、ぐぅう・・っ」
男に首を締めるように押さえつけられて、苦しさに顔を歪ませる。
息を吸おうと緩く空いた口元に、男が乱暴に口付けた。
「ふ・・う・・っ、ゃ・・っ」
顔を振って逃げようとすると、顎をきつく掴まれてさらに深く口づけられる。
粘り気のある唾液が口の中に大量に流し込まれ、口を塞がれ吐き出す事も出来ず、嫌悪感を堪えて飲み込んだ。
コクッ、コクッ、と喉が鳴り、その度に戻してしまいそうになった。