暇なのである映画のあらすじ改変コピペ。こんな感じのSSが読みたい
三橋は夫・俺之とひとり息子の俺人と三人、東京から程近い郊外で暮らしている。いつもと同じ日々。しかし、何もないこと三橋は退屈をおぼえていた。
『……って……ですか?』出会い系サイトにふいに書いた一言が、三橋を抜けられない闇へと誘っていく。
俺之にとって、三橋はもう母という存在でしか見られなくなっていた。しかし最近妻の様子がおかしい。どんどん綺麗になっていくようだ。同窓会でなにかあったのか。いらぬ妄想が俺之の頭の中をめぐらす。会社の後輩から無理やり渡された画像が入ったCD-ROM。
深夜会社で見ていると、目を隠された大量のいやらしい写真。その中に見覚えのある口元……。
どんどん妄想が膨らむ自分に戸惑い、一方その妄想に支配されている俺之がいた。自我と妄想の中で困惑し、しかし三橋に何も言うことが出来ない自分が疎ましくさえあった。