※三橋死にネタ注意
※阿部視点
「三橋…。歩けるか…?」
「うん…。大丈夫…。」
俺達は乾いた砂漠に近い荒れ野を途方もなく歩いていた。
俺達の靴は塵にまみれて敗れて裂けた。
畜生、なんで適当に逃げたら砂漠みたいな所にでちまうんだよ…。
まあ、ここがどこだか知らないけど外国はあんまり雨が降らないしな。
有り得ないことじゃない。
あの後、ヤクザ達は商売やってる所は見せられないっていって途中で俺を下ろした。
結局三橋は自分で探すしかなくて片言の英語で人に聞きまくってようやく三橋が売られた店を探し出した。
俺が見つけ出した時にはもう三橋はお客とヤっちまってた…。
店の人から聞いたが三橋はお客に言葉が伝わらないせいでかなり酷いプレイをさせられたらしい。
ケツにバイブを二本突っ込まれたとか…
5人で回されたとか…
酷い時は6時間コースで何度射精できるか試された事もあったらしい。
俺は三橋がめちゃめちゃに汚されるような事があったなんて信じたく無かった…。
でも俺にとっても三橋にとっても辛いその事実はねじ曲げる事はけして出来ない。
俺は三橋ととても辛い状況で風俗店を逃亡した。