※乙一の陽だまりの詩パロ
改変あり、エロのターンは未定
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1196693478/53 ある日の夕方の話だ。
丘の上で夕日を眺めながら、オレは自分の変化について考えていた。
野菜のかじられた部分を包丁で切り離して使う。
畑でウサギを見つけたら追い払う。
暇な時間には本を読む。最近は少し文章の多い本も読めるようになった。
夕日を眺めるようなことも、作られたばかりの頃は考えもしなかっただろう。
「人間らしく、なっていく・・・」
破れた服を針と糸でつくろっていた時に***に言われた言葉を思い出す。
「ミハシも段々人間らしくなってきたな」
「・・・? でも、オレは人形です、よー」
「とにかくお前はそれでいいんだよ。」
そう言って***はオレの頭をくしゃくしゃと掻き回した。