前回まではwikiで
※エロなし注意
朝練終了後、ホームルームの始まりかけた教室に泉くんと駆け込む。
担任の先生が優しい人で出欠取るまでは遅刻にしないでくれる。
一番端っこの教室だからかな?
教室では田島くんの席と浜ちゃんの席が空いていた。
席に着くと先生と目が合った。鼻を指差してニヤリと笑われる。
鼻血の栓を挿したままだった。オレはばつが悪くて下を向く。
出欠を取ってから、田島くんが午後からの出席になる旨を告げられる。
親族の方が倒れられたとの事、ただ問題なかったので出て来るそうだよ、と
担任の先生はさらりと流した。
オレと泉くんは目配せしてよかったなーって頷いた。
「うーん、浜田ぁ?来ているの分かっているから床に這いつくばらなくていいぞ、
春先からずーっと遅刻せずに来ていたからな 今回は特別オマケだ」
「う うぃーっす すんません」後ろから浜ちゃんの声がした。
クラスの皆がどっと笑う。泉くんは1人笑わずに田島くんの席を見ていた。