「三橋ー! 子作りすんぞ!」
「はひ? え? あれ? へ?」
阿部君はいきなりそう宣言し、オレの上に乗っかってきた。あの、阿部君。オレ、男だよ?
子供、作れないよ? 心の中で疑問符がたくさん点滅するものの、下手に逆らったりして阿部君の機嫌を損ねてしまうのが嫌だったので、おかしいな、と思いながらも身をまかせる。
阿部君は早急にオレのパンツをおろしながら自分のパンツも脱いでいく。ぷるんとオレと阿部君のちんちんが仲良く露出した。阿部君のちんちんはもうギンギンだった。すごい! すごいなー!
驚いてちんちんを見ていると、阿部君がにやっと笑い腰を押し付けてきた。阿部君のちんちんとオレのちんちんがゴリゴリこすりあわされる。先っちょからもう汁が垂れていてぬるぬるしてゴリゴリしてすごく気持ちいい。
「ぁああ、あべくんっ! きもちいい、オレ、気持ちい…」
「オレも、オレも気持ちいいよ。お前のちんこすごくいい」
阿部君の声が優しくてそれがオレの気持ちいいに拍車をかける。オレのちんちんも硬くなってきた。
「子供は野球チームを作れるぐらい欲しいな、なぁ三橋!」
ちんちんをこすりつけながら阿部君がにかっと笑う。何て素敵なんだろう。小さなオレと小さな阿部君みんなで野球ができる。オレもその仲間に入りたい。
「う、うんっ! オレ、ほしい! 野球! し、たい…!」
阿部君がオレのお尻の穴を指でなぞる。ぐるりと円を描いたあと指を埋めジュプジュプ出し入れをはじめる。
「うぅ、あ、あぁ、ぅううう」
「こんな狭いケツ穴からでてこれるもんかなぁ、よし! 拡張すんぞ!」
「ぇえぇえ、む、無理ぃいいいですぅうううぅ」
泣き声をあげるオレをさくっと無視し阿部君がお弁当の残りを取り出した。その中のうずらの卵をつまみ真剣な顔でオレのお尻の穴に押し込んできた。つるんとした小さくて白いものが続々と埋め込まれていく。
おへその奥が気持ち悪いようなむずむずするような変な感じで、オレは阿部君にしがみついた。
「あぁあ、あべくんっ…き、もちわるい よぉ…」
「バカ! チーム欲しいんだろ、我慢しろ」
「あ、あべくんっ…うぅう、あぁああべくんっ! オレ子供なんてやっぱり産めないからっ!」
「そっか、そうだよな、ごめんな三橋」
急に阿部君が動きをとめた。オレの髪を静かになでぽつんと呟く。阿部君ががっかりしてる。ダメだ、何とかしなくちゃ。
「あぁあ、あべくんっ! オレ! オレ、ね! ウズラの卵で良ければ産む、よっ!」