※ピョア注意
「うぜぇんだよ!金貸してくれんのくれないの?」
俺は三橋の胸倉をつかんですごんだ。
「かっ・・・貸すよ!で、でも、あんまり 怖い人たちと遊ぶのは・・・」
「あぁ!?俺が誰と遊ぼうがお前にゃ関係ねぇじゃん。
つーか、ほっといてくれ!俺はお前みたいなエース様とはちげーんだよ!!」
ドンッと三橋を車道に突き飛ばしたその時・・・
キキキーーッ!!ドンッ!!
もの凄い衝撃音がして三橋が宙に舞った。
映像がスローモーションで再生される。
・・・嘘 だろ?
俺は怖くなって逃げ出した。
全力で自転車をこいで、いつもの坂道を下っていく。
やべぇ!やべぇってあれ・・・って、あれ?
おかしい。ブレーキがきかない。
「っうわああああああああああああああああ!!!」
俺はそのまま崖に突っ込み、16年の人生に終止符を打った。