※完全パラレル注意・我慢できない追憶・中村との3P話は一部地域で
今回の北海道旅行にはオレにとって人生最大の賭けである大イベントが含まれていた。
飛行機の窓から雲すごいよ!とはしゃぐ三橋はこれを学生最後の旅行だと思っているようが違うんだ、そうじゃない。
この旅行は俺たちにとって婚前旅行なんだ。
空港に着くなりるるぶを取り出して、「カニ!イクラ!とうもろこし!ラーメン!ジンギスカーン!」と、うるさい三橋。
食べ物の事ばかりが頭の中を占めているのだろう。色気より食い気、眠気より食い気。
高校時代もテスト勉強をするためにうちに泊まったときも、寝ながら夜食のラーメンを食っていた(しかもヤった後に!)
そこがまた三橋の魅力なんだろうけどな。オレも三橋も絶景に感動したりするようなロマンチストタイプではないから、
自然に目的は食べ物メインになるわけだが。
「よーし、食いにいくか!」
まずは札幌だ。それから観光スポットを回って…夜は…あ、ゴム多めに持ってないとな。
どっかのエロ本に旅行に行くと気分が開放的になるからセックスに至りやすいって記事があったし、せっかく2人きりの3日間だし!
少しはマニアックで激しいことしてもいいよな。
そんなこんなで1日目は市街を中心に食べ歩きしまくった所為で夜になる頃にはすでに眠気が襲ってきた。
それは三橋も同じで、半目のまま眠そうに地域限定の菓子を食べている。もう口だけ機能しているような感じだ。
明日は朝市に行くから朝早いし仕方がないと、考えていた女物の下着姿の(まんこんとこ開いてるやつな)
三橋とぬっこぬこプレイは諦め、マス掻き合いのみでその日は終了した。夜は明日もあるからな!
と、思ったものの次の日も同じく色々と歩き回って疲労が溜まった。
函館山の夜景スポットは日本3大夜景に数えられるだけあって綺麗だったが、人が多すぎた故に疲労倍増。オレ人ごみ嫌いなんだよ。
三橋は三橋でオレの横でいつの間にか買ったのかクレープを頬張っていて、ロマンもくそもねぇし。
結構疲れていたが、2つあるうちの1つのベッドに2人寄り添ってチュウチュウと
お互いの唾液を啜りあっている内にエロエロな気分が盛り上がってきた。
三橋も興奮した様子でオレのTシャツを捲り上げて、フガフガと動物みたいに首もとの匂いを嗅ぐ。
「あべ、く、ん…しよ?」
三橋は時々、オレが完全にノってきたのを確認した後、絶対拒否しないのを承知で控えめに誘ってくる。
オレが機嫌悪い時とかは近寄っても来ないくせに。KYよりはずっと空気の読めるかわいいこだと思うがな。
「いいよ。ただ今夜はオレの、願い事聞いて」
せっかく優しい顔で言ったのに、三橋はすごく訝しげにオレを見る。何を考えているんだ。
この前のゴクウとチチのごっこプレイをさせた事を思い出してるのか?いいじゃねーかアレ。中出ししたら悟飯が腹にできる設定でさ。
お前も『はあぁん、赤ちゃん、できちゃうよぉ!』なんてケツマンヒクヒクさせて喜んでたじゃねーかよ!