http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1194968002/432,445,523,541 「それでオレとだけ、して。他の人とはしないで、精液ぜんぶ、オレの体に出して!ずっとセックスして」
三橋はおれの背後の壁に叫ぶと、頭に頭をすりよせた。耳が耳に押しつぶされる。
カチンコチンになったお互いのペニスが腹に食い込み、シャツの裾を巻き付けて汚す。
髪が耳殻に入り込んで尖った先端がちくちくと刺さる。
剛柔が交じって皮膚に線を引いていて、柔らかいほうが三橋のなのかなと思う。
「や、約束。ずっと 阿部君」
ずっとっていつまでだ。ずっと三橋だけで、ほかの、
女の体も知らないで一生を終えろってことかよ、不毛にもほどがある。
もちろん三橋が言いたいのはそういうことではないと分かってはいたけど、
おれはたまに終わり方を考えてしまう。
三橋があんまり好意を剥き出しにすると、良心のような、
むしろ常識みたいなもんが働いていつか見限られるんじゃないのかと不安になる。
それにしても精液出してはないだろう。ありえねぇ。
「ずっとって、いつのことだよ……」
「阿部君 が、飽きる、マデ で」
いいから、とか何とか言いつつ背中に回した腕を痛いほど締め付けて、三橋は緩く上下に腰を動かしている。
恥骨のでっぱりの上で三橋のチンコが滑る。
肌の下に肉が薄くなったところに亀頭をねじ込まれる。
ぐりぐりと規則性のない動きは、後で赤アザにでもなるんじゃないのかというくらいに力任せで遠慮がない。
チンコ折れんぞ。
いつのまにか温まったジェルに不純物が混じっていて、
じゅくじゅくと皮膚をこすっていく度にゴロゴロした感触が伝わってくる。
三橋のチンカスか、おれの垢か。
それとも尻回りに張り付いていたトイレットペーパーが前に移動してきたのか。
もっともトイレットペーパーがこの水気に耐えられるとも思えない。
「あぁ べくん」
うわずった声が耳元で響く。
「ドコ、次 ドコ、さわる。阿部君、ドコ 触りたい の?」