三橋「阿部君やめて！た、田島くん助けて…っ」

春、学校への入学と初めての一人暮らし
全てが新しい生活にオレは期待を膨らませていた
昼間働き夜は学校へ、絵に描いたような苦学生ともいえる日々を送っていたが辛くはなかった
職場と学校の往復、当然家には寝るために帰るようなもので…
そういった多忙さがオレを酔わせていたのかもしれない
「自分はがんばっている！」
と…