三橋「た、田島君 何で俺のほっぺ囓ったりするの?」

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407fusianasan
>>77-78

「ねえ、今どっちが入ってると思います?」
「っ、んあ……はひっ、ん……」
腔内に押し込まれた青臭い肉塊に舌を絡ませつつも、背後からの激しい突き上げに意識が飛びそうになる。
苦しめるのは己自身。頭では理解していても、身体は侵入してくる欲をきつく締め上げてしまう。
「あ、ぅ、いっ、今は……阿部君、の、ふとい……のぉ……はぁあんっ!」
「正解。最初の内は間違えまくってた癖に、よく分かったじゃんか」
「あっ、阿部君のはっ……!おっき……くて、シュン君の……はカリのとこ……引っ掛かって、ナカ抉れちゃ……ひぅっ」
内臓を突き上げてくる質量に、ともすれば嘔吐しそうになる。最奥を突き破らんする激しい責め立てに尻たぶが窄まった。
接合部は先走りと潤滑に使用したローションが混じり合った液体で泡立ち、ぢゅぶぢゅぶと卑猥な音を立てている。
「もう、いいよ……三橋さん」
「ん……はい、口の中、出して……くださ、い」
「……違う。いや、そうだけど……そうじゃないんだ。もう、やめてもいいって意味」
「?……どういう、っあぅ!」
起立した性器に伸ばされた手の五指が筋を沿い、そして陰嚢を掴む。射精を促すように揉みしたがれ、内股が小刻みに打ち震える。
「もう、犬奴隷とかそういうの、やめにします。……だからこれで晴れて自由の身ですよ、三橋さん」
「?……な……んでっ」
「……飽きた。っつーのが一番の要因か、な」
「っぐぅ……ぃああ……!」
ブラックが上体を前倒しにした為、奥まりの一点を凶悪な塊が貫く。窪みの皺が伸びきり、内壁が捲り上がる。
それとほぼ同時にブラックの指が三橋の首を掴んだ。
咽笛を押し潰さんと指先に力を込められ、気管から漏れた空気がひゅう、と三橋の口から吐き出される。
「もう、こうでもしないと締まんねえんだもん、お前」
「っあ、ぅ……あ……ぐ、ぎぃ……」
気道を塞がれ、欠乏した酸素を欲して身じろぐ。それでも指の力はそのまま、腔内に再び肉塊が押し込まれる。ピストン運動も続行。
――息ができない、苦しい、死ぬ、死ぬほど、でも、キモチいい……。
様々な思いが交錯し、思考が停止しかけたところでホワイトに前髪を掴まれ、顔を上げさせられる。
咽奥を突く生臭い肉棒にえづきながら、亀頭部を舌で丹念に舐めた。そうしろと教え込まれ続けたからだ。
「男の癖にガバマン、しかも抵抗無しのマグロとか……マジ救い様ねェのな」