三橋「阿部君(セフレとして)付き合ってくださいっ」

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368CRAZY FOR YOU
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1194512110/612

(こうなったら…)
この目で確かめてみようと思った。
憶測だけでは、どんどん悪い方へ妄想が広がってしまう。
実際に見てしまえば、ショックもそれなりに和らぐかもしれない。
(けど、風俗ってどうやって行ったらいいんだ?)
俺は鏡を見て考える。親父のスーツでも借りればそれなりに見えるだろうか。
高校生を堂々と雇ってるような店なら、そんなにチェックも厳しくないだろう。
金は、今年貰ったお年玉もまだ残ってるしなんとかなりそうだ。
三橋じゃなかったら、適当に世間話でもして帰ってこればいい。
大丈夫だ、何の問題もない。…だけど、三橋だったらどうするんだ?
耳でも引っ張って連れて帰ってくるか?でも暴力団とか出てきたら怖いしな。
とりあえず、野球やりたかったら止めてくれって説得してみるか。
アイツだって、マウンド降りることになんのは嫌だろうしな。
(よし。それでいこう)
早速俺は準備を始めた。親には適当な理由をつけて遅くなる旨伝え、親父の服をくすねる。
ネットで店の在りかを調べ、三橋(らしき人物)の出勤日を知る。
(火、木、金…そんなに働いてんのか)
俺は胸がチクリと痛んだ。だけど、ここでやめるわけにもいかねェ。
明日は金曜日、だから決行は明日だ。

「三球!」
バシッと心地よいミットの音が俺の気分をより高ぶらせる。
(今日で決着がつく)
汗をキラキラほとばせながら投球練習する三橋を見つめた。
こんな奴が風俗なんてマジでありえねェ。
大丈夫、きっと親父の見間違いだ。
俺は不安を抑えるために何度も自分に言い聞かせた。
369CRAZY FOR YOU:2007/11/10(土) 10:16:13
>>368
その店は、路地裏へ少し入ったところの雑居ビルの中にあった。
二度三度と前を行き来し、ようやく俺は腹を括る。
(い、行くぞ)
一歩足を踏み入れてみると、思っていたほど怪しい店でもなく、
風俗店というよりは漫画喫茶に近い雰囲気だった。
俺は壁にかけられた写真の中から、目的の人物を探す。
ゆっくりと端から目で追っていくと、すぐに見覚えのある髪の色が飛び込んできた。
ここに来るまで、俺は信じていなかった。
いや、信じたくなかったのかもしれない。
だけどもう、ちょっと似た誰かなんて抗弁は通用する余地もなく、
ただ現実を受け入れるしかなかった。
そこにいたのは紛れもなく、三橋そのものだったから。

「…この子が、いいんだけど」
俺がそう言うと、店員は出勤簿のようなものを確認して頭をかいた。
「あー、レン君今ちょーっと無理なんで、他の子じゃダメですかね?」
ギリ…無意識のうちに奥歯を噛み締める。
「…待ちますよ」
「じゃあ、あと一時間くらいだと思いますんで、あちらでお待ちください」
俺は小さくパーティションで区切られた空間に通され、
備え付けられたテレビを見ながら待った。
一分一秒がいやに長く感じられる。
アイツが今他の誰かの相手をしていると思うと尚更だった。
どうしようもない焦りが次第に怒りへと変わっていく。
頭の中で何度もアイツを殴った。
鼻血を垂れ流しながら許しを乞うアイツの姿を想像して、俺は少し気が紛れた。
(…何やってんだ、俺)

そんなこんなで一時間半。
ついに俺の名前が呼ばれ、奥の部屋へ通された。
370CRAZY FOR YOU:2007/11/10(土) 10:17:10
>>369
その部屋は、ベッドカバーやカーテン等がひよこ柄で統一され、
一瞬女子高生の部屋へ迷い込んだかのような錯覚を起こした。
だけど、ツンとする消毒液の臭いとカビ臭さがそれをすぐに否定し、
ここが金のために作られたツクリモノだってことを実感する。
(胸糞悪ぃ…)
コンコン、と控えめなノックがしてドアが開く。
「あ、あの…こんばんは」
そう言って入ってきたのは三橋だった。
何故かセーラー服を着て目隠しをしている。
ここはそういうプレイ専門なんだろうか。
「お、お客さん…はじめての 方、ですか?」
目隠しをしているので、三橋は俺が誰だか分らないようだ。
俺はかける言葉が見つからず、その場で立ち尽くしていた。
「だい、じょうぶ…オレに、任せて」
三橋はそう言って俺の前に跪き、素早くズボンを脱がせた。
目隠しをしているにもかかわらず、慣れた手つきだ。
(一体今まで何人の相手をしてきたのだろう…)
目頭にじわっと熱いものが込み上げてくる。
悲しいのか悔しいのかよくわからない。とにかく辛かった。
三橋はそんな俺の様子など気にも留めずに、萎んだちんこを持ち上げると、
何のためらいもなくフェラを始めた。
ちゅっぱちゅぱと最初からフルピッチで吸いあげる。
早く帰りたいのだろうか。二人目だし、それも仕方ないのかもしれない。
俺は絶妙の舌使いでペニスを舐める三橋のことを、どこか冷めた目で見ていた。
もう説得しようという気力は残っていなかった。
いろいろなことに疲れて、とにかく早く帰りたいと思っていた。
…三橋は多分、マニュアル通りに動いてるだけだろう。
それが一通り終われば、俺は解放されるはずだ。
「じゃ、ベッドに…横になって ください」
俺はすべての思考を停止して、三橋の言葉に従った。
371CRAZY FOR YOU:2007/11/10(土) 10:18:08
>>370
堅いベッドに横になると、三橋がその上に跨る。
「ローション、つけるね」
三橋はそう言ってベッド脇のポンプから液体を手に取り、俺のペニスに塗りつけた。
いつの間にか俺のペニスは完全に勃起していて、
充血の赤黒さがローションでテラテラ光ってなんともいやらしい。
「ん…」
ここで初めて三橋が恥じらいながら何かを躊躇っている。
(何だ?さっきまであんなに積極的だったのに…)
三橋はちらりと一瞬時計を見てから、意を決したのか俺の上に腰をおろした。
…!!
ぐにゃりとする人肌の感触。
ここで初めて、三橋がスカートの中になにもつけていないことに気づいた。
(…や、やべェ)
恥じらう三橋と密着する陰部に、俺は背徳的な快感を覚える。
「お客さん…あった かい」
三橋は俺の勃起したペニスを尻の割れ目に挟むようにして、上下に動き始めた。
手と尻で挟まれて扱かれるペニスはなんとも気持ちがよく、
ぬちょぬちょと粘り気のあるローションのせいでより密着感を感じる。
下から見ているとまるでセックスをしているかのようだ。
「お、お客さん どう かな?」
反応を求める三橋に、俺は答えなかった。
もちろん、声をだしたら俺だとばれるからだ。だけど、三橋は勘違いしたようだ。
俺が満足していないとでも思ったらしく、急にオドオドして焦り始めた。
「オ、オレ…上、脱ぐね」
ガバッとセーラー服を脱ぎ捨てる三橋。ピンクの乳首が露になる。
部室でいつも見慣れているはずなのに、こういう状況で見るのはやっぱり違う。
そっと手を伸ばして触れてみると、三橋の体がビクンと反応した。
(こいつって、本当に敏感だな)
もっと触ってほしいのか、前屈みに体を近づけてくる三橋。
…!?
その時俺は、見てはいけないものを見てしまったんだ。