阿部「立て!立つんだ三橋!」

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660二人でセックル
※すれ違いセックルの続き。ずっと三橋のターン。タイトルに偽りあり。


夜。自宅のベッドに横になって考える。

おかしい。阿部君に避けられている気がする。
オレはまた、阿部君を怒らせてしまったのかな。
だけど、今回ばかりは心当たりがないぞ。
だいたい、阿部君はいつも急に機嫌が悪くなって困る。
女の人は月に一度そういう風になるっていうけど、阿部君もそうなのかな。
早く機嫌直してくれないかな。阿部君が機嫌悪いと困るんだ。

…だって、もう二週間も、してないよ。

阿部君は、その、平気なのかな。
オレはそろそろ…我慢、できないんだ ケド。
オナニーは一人でできても、
お尻でするのは、やっぱり、阿部君がいないと。

このまま阿部君の機嫌が直らなかったらどうしよう。

そ、そうだ!
オレが一人でできるようになればいいんだ!
そうと決まればゼンブ急げだ!
オレは早速台所へ行って、何か使えそうなものがないか探した。

お玉、は無理。フォーク、は痛そう。お箸、じゃ物足りない。
片っぱしから引き出しを漁る。そして、ついに見つけた。
…これだ!すりこぎ!!
オレはこっそりそれをパジャマに隠して、自分の部屋へ戻った。