阿部「見ろよ三橋、朝日が昇る…」

このエントリーをはてなブックマークに追加
842fusianasan
「先生・・・調子はどうですか?」
缶詰になっている旅館の若女将さんが朝食を持ってきてくれた。
ここの旅館の若女将さんは美人女将と言うわけでもなければ、どじっこでよくへまをする。
その度に旅館のたれ目の若旦那に仕置きをされているようだ。
この間など厠に行こうと女中部屋の前を通ったら若女将の苦しそうな声がした。
何をされているのか・・・気になるが夫婦間でのことだ。よそ者が入るべき問題ではない。
「朝餉のご用意いたしますね」
こちらに背を向け、ちゃぶ台に茶碗や皿を乗せていく。
前述したような女将だ。他のもっときれいな女将のいる旅館に引っ越しても良いだろう。
しかし、この女将の健気さに惚れて以来俺はこの旅館を常宿と決めている。
へまはするもののよく気を使ってくれ、丁寧な接客をしてくれるのだ。
そして、なによりも・・・尻から腿にかけてのむちっとしたラインがたまらなく好みなのだ。
女将が左右に動くたびに、尻がぷりんぷりんと左右に揺れる。
着物の上から見てもわかる良さだ。一度生で拝みたいものだ。