http://same.u.la/test/r.so/pie.bbspink.com/eromog2/1193720424/993 男の一人が主催者らしき垂れ目の一人に近付く。何やらアタッシュケースの様なものを受け取っていた。
その中から小瓶らしきものとまるっこい何か
(さっきから、様な〜何か〜といった表現が続くのは俺のいた位置から確認し辛かった為だ)
を取り出し、輪の中心にいる少年へと近付いて行った。
「っう……んむぅ…ふっ」
「ローションが冷たくて感じてんのか?いやらしいカラダしてんな、お前は」
「ローションまみれでぷるぷるのおちんちん可愛いねえー。お兄さんが今気持ち良くしてあげるよ」
空になったのであろう小瓶を床に投げ捨てる男から、丸い何かを受け取ったオタク容貌の男。
そいつは少年の、あろうことか開けっぴろげにされた股の間に顔を埋ずめたではないか。
俺は吐気にも似た胸クソの悪い感情を覚えた。
どうにかしてるコイツ達。そう思って帰ろうとした。
「ンンーッ!んっ、んぅっ、んっ!」
背を向けた俺の頭にくぐもった声が直撃した。何かから必死に耐えてるような、そんな声だ。
野次馬根性の赴くまま、俺は恐る恐る足を戻す。下を向いたまま、あの輪の中心に入って、そして見る。
オタク野郎が少年の股間にピンクローターを押し付けていた。
小刻みに震えるローターから送られる振動に反応し、少年の体がビクビク震えている。
「こんなおもちゃでそんなに気持ち良くなれるの?ホントに変態でイケない子だなァ。ほら、カチッと」
「んぐ…う、う、ううっン!」
渇いた音がしたかと思うと、少年の股間で震えるローターの動きが激しくなった。
少年は耳まで真っ赤に染め上げて悶えている。目を覆っている布の一部が変色していた。泣いてるんだ。
椅子の脚に固定された内股を閉じようと、力を入れているのがここからでも分かる。でもオタク野郎は止めない。
「ちょっとさあ、お前ら協調性無さすぎ。早いとこイかせて皆で楽しもうよ!」
「じゃあ、俺は乳首を責めるぜ!」
「俺は肛門だ。ケースの中にアナルバイブあったろ?腰浮かせて挿れよう」
「悪いけど、俺は先に口を失礼する。年寄りだから勘弁しとくれよ」
オタク野郎の声に次々と賛同者が現れ、少年の前に立ち塞がる。
俺は一先ず、事の次第を見守ってみることに決めた。
――と言えば聞えはいいのだが、実際は動くことが出来なかっただけである。