アベナス「秋は私のナスを三橋に銜えさせろ！」

>>509
帰って来いよの場面から一転。三橋が3年生の甲子園決勝の場面へ。
「さぁ、今年の決勝は埼玉の西浦高校対群馬の三星学園の対決となったわけですが・・・
西浦高校は新設されてまだ３年なんですね。今の３年生たちが一期生と言うわけで・・・」
「西浦の４番、田島はすでにプロ野球球団もいくつか目をつけているようですね」
「三星もエースがすごいですよ。球速はないですがコントロールがいい」
「三星のエース、三橋は１年の前半は西浦にいたんですよね。親の都合で埼玉に来ていたらしいです」
「いやぁ、それは思うところがあるでしょうね」
「さて、その三橋がマウンドに登っていきます。受けるキャッチャーは畠・・・」
「・・・西浦の１番バッター、泉がバッターボックスに入ります。俊足の選手ですから・・・」
「さぁ、プレイボールです！ピッチャー、三橋。第一球目を・・・大きく振りかぶって―」

おおきく振りかぶって　完
ひぐち先生の次回作にご期待下さい！