阿部「俺のチンコは200万馬力!!」

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60一つ屋根の下の・・・
前回まではwiki参照 

5分ぐらいの間、そうやって首を絞められたり、緩められたりを繰り返されて、
やっと解放された頃にはオレは頭が酸欠でクラクラしていた。
「誰か・・助けて・・」
俺は震えながらそうやって呟いたけど、お母さん達が帰ってくるのは明後日の夜だ。
その前に殺されてしまうんじゃないか、って怖くなった。

逃げなきゃ、ダメだ!

そう思うのに、体は縛られてるし、もう怖くて怖くて、そんな気持ちも萎えてしまいかけている。
弟は、床に這い蹲って泣くオレの目の前にドッグフードをばらまいた。
人間の食べ物じゃないプーンときつい匂いのするそれは、胃をむかむかさせた。
すごく嫌だったけど、頭を押さえつけられてしまい、無理矢理食べさせられた。
床に落ちた犬の餌を囓るのはすごく惨めで、オレはまた泣いてしまった。