阿部「俺のチンコは200万馬力!!」

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232fusianasan
(`・ω・´)×三橋 wiki参照

「サイッテぇえっ!!」
泉の顔がいろんな意味で真っ赤になり、怒りにあふれた声とシーツを、一緒に床に叩きつけた。
「あいつ、マジ最低!こんな時までオナニーしてやがる!!」
無神経なその声の大きさに居た堪れなくなる数人。
シーツの状態を把握出来てしまった他のメンツも呆れた様子だ。
「マジ我慢出来ないわけ!?死ぬか生きるかっつってんのに!?」
「い、泉、勘違いかもしれないし。ね?たまたまチョビット漏れちゃったのかもしれな…」
「たまたまでちょびっと漏れるか!老人かあいつはっ!人が心配してやってるってのにあんの馬鹿っ」
「あ、判った、じゃあこれ卵白だ!卵白だよね?うず……」
「あ判った!じゃねぇよ!」
泉が卓上のウエットティッシュを狂ったかのように抜きまくって手を拭く。
「はは……。本気になっちゃって、泉らしくないね」
栄口は泉の様子に苦笑しながら、引き出したティッシュで手を拭いた。
「だってよー!まさかホントに、一日に一回も我慢出来ないとは、思わなかったんだよっ。不謹慎だろっ」
もう田島なんて知らんと言いながらティッシュの塊を床に投げる。ぴしゃりと湿った音がした。
「ダチとして恥ずかしい…猿かあいつはっ」
「いや。大物だ……」
花井の肩ががっくり落ちた。


  暗闇で影が重なり蠢いている。
  肌の擦り合う音と、それに、熱を帯びた声が二人分。


顔を赤くして俯いていた西広だが、その顔がいつの間にか強張っていた。
言うべきか言わざるべきか迷っていたが、上を向いた。
「あのさ……」