俺「三橋ー!!今日もアッーー!してやんぜー!」

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448fusianasan
注意:どっかの漫画が元ネタであり、クロスオーバーというものかもしれない。

俺の名は「10倍辛いぞマン」、頭にハバネロを乗せたモンキーフェイスの男。
俺の使命は埼玉県立西浦高等学校の平和を守ることにある。
むむっ、向こうから絹を引き裂くような悲鳴から程遠いウイングボイスが!
「い、いや、だっ! はなしてぇ!」
「へへ、おとなしくしな、西浦ボーイ」
「痛いのは最初だけさ……力抜いてりゃあっという間だ」
俺が踊りこんだそこでは、西浦高校の生徒と思しき少年男子が、
未だ何事も成し遂げずこれからもその予定はなさげな、性欲だけやたらと持て余した男二人組に犯されようとしていた。
「おい、俺太郎。俺が尻に突っ込むからお前は口を姦れ」
「なにをいうんだ、俺次郎。俺が尻でお前が口だろう」
「話が違うぞ、俺太郎。尻は俺で口はお前だったはずだ」
「お前こそ記憶違いも甚だしいぞ、俺次郎。尻は俺、口はお前だ」
聞いてて、よくわからない。俺は速攻を仕掛けることにした。頭上のハバネロが黄金色に輝き、水平回転する。シャイン!
俺は取り出したカッターナイフでハバネロを切り刻み、暴漢二人の口中と、曝け出された肛門へ、手裏剣投げに打ち込んだ。
「おおうっ、俺太郎! 俺の上下の口はかつてないほどに燃え上がり、今やあばばばばば」
「ほほおっ、俺次郎! 俺の上下の口も煮えたぎるほどに沸きあがり、もはやあばばばば」
うずくまり、のたうち回る暴漢二人の腹に893キックを叩き込んで悶絶させると、俺は被害者である少年に近づいた。
「あ、あ、あの……」
少年は服で体を覆い隠し、俺を見上げる。
色素の薄い髪、抜けるように白い肌、割に太い垂れ下がり眉、大きな瞳、締まりなく開いた口。
美形とは言いがたいが、どことなく扇情的な雰囲気を漂わせていた。というか俺は勃起した。
「あ、あ、あり」
礼をいおうと少年が口を動かしたと見えた一瞬、
俺は少年を立ち上がらせるとその頬にパンパーンと平手打ちを浴びせ、腹部に掌底を打ち込んでいた。
情けない声を上げて崩れ落ちる少年をわき目に、俺はズボンを脱いでタバスコを取り出す。
それを既に天を衝く勢いのマラに数滴垂らすと、少年の前にずいと突き出した。
「しゃぶれよ」
今宵も西浦一帯に、ウイングボイスが木霊する。
戦え、僕らの10倍辛いぞマン。
すごいぞ、僕らの10倍辛いぞマン。(おわる)