阿部「三橋、お前は一生俺のモノ」

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331大奥
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動く、と言ったものの、このきつい締め付けの中どう動けば良いのか分からない。
荒く息を吐きながら、一端引き抜いていたペニスを奥へと再び挿入する。
熱い内壁で擦れる度にゾクゾクする程の快感に飲まれ、
このままがむしゃらに腰を動かしてしまいたい衝動にかられる。
「ひっ、ああ、ん・・っ!」
「わりぃ、大丈夫か。」
ギチギチと、ギリギリまで引き延ばされた襞が切れてしまいそうなので、
躊躇して腰の動きを止めると、三橋は慌てて首を振り、やめないで、と言った。
「修ちゃんの・・、すごい、きもち、いよ・・っ」
頬を伝う涙が、生理的な涙なのか、本当に泣いているのか分からず、叶は苦笑して、
指先でそれを掬った。
「俺も。」
掠れた声でそう呟き、再び腰の動きを再開する。
後はもう、体を気遣ってやる事も出来ず、ただ夢中で快楽を貪った。
程なくしてどちらからという事もなく限界を迎え、互いの精液を吐き出した。

放心状態のまま、萎えたペニスを抜き出し、布団の上に横になる。
しばらくお互いボーっとしていたが、襖の開く音でビクッと飛び上がった。

「あの、すいません・・。もういい、ッスか?」
襖を素早くピシャッと閉めて中村が気まずそうに部屋の中へ入ってきた。
入ってきたのが信用のおける相手だったことにホッと安堵の息をつく。
緊張の糸は解けたが、やっていた行為が筒抜けだったことにひどく恥ずかしい気持ちになり、
二人は慌てて着物を合わせ、布団から這い出した。