阿部「三橋!ちゃんとオレのちんこ握ってろよ! 」

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187社内恋愛
※おっさん妄想のターン
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1192890793/47

忘年会当日。
俺と三橋は一足先に居酒屋へ向かい、店員さんにオーダー確認をした。
「はい、きゅうりダメな人はこの席で…はい」
三橋は落ち着かないのかさっきからキョロキョロしている。
地下にあるその居酒屋は、入口こそ狭いものの中は広く、
落ち着いた橙色の照明が柔らかく空間を彩っていた。
すれた技術屋の親父達にはもったいないくらい雰囲気の良い店だ。

「お、なかなかいい店じゃねぇか」
そうこうしている内に、続々と集まってくる社員たち。
俺たちは、適当に誘導してから入口付近の席に座った。
「阿部ー生中もう一本ー」
「俺はポン酒なー」
好き勝手に注文してくる社員達をなんとか捌き、ようやく席に戻る。
さっきまでお酌に回っていた三橋も、既に戻ってきていた。
「ちゃんと、食ってっか?」
「う、うん」
つくねをもぐもぐさせながら頷く三橋を見て俺も唐揚げを口に放り込む。
「もぐもぐ…お前、酒飲めねぇんだから、飲まされんなよ」
「うん、俺、ジュース…飲むよ」
そう言ってちょこっと持ち上げたグラスを見て俺は愕然とする。
「ちょ…おまっ!それカクテルじゃねぇか!」
ったく誰だよこんなモノこいつに渡したの!
俺は慌てて取り上げて、三橋の手に届かないところへ置く。
とその瞬間、三橋はバランスを崩して俺の方に倒れてきた。