阿部「三橋、いよっくに(1492)見えるは?」

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420すれ違いセックル
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それから俺は、無言のまま三橋を家まで送り届けた。
玄関口まで来て部屋の有様を思い出し、片づけに上がろうとしたが、
「いい…俺が、やっておく、から」
と三橋にあっさり断られてしまった。
「あ、あのな三橋…その」
俺はなんとか取り繕おうとしたが、
「ごめん阿部君、俺…一人に、なりたい」
そう言われてはどうしようもなく、一人家に帰った。

シャワーを浴びて、頭をリセットしてからもう一度考える。
(阿部君…ごめん、俺、そういうのよく分からない)
これはつまり…その、アレだ。
俺、振られたのか。
なんとなく鼻がつんとして目頭が熱くなるのを感じる。
あ、俺泣いてんのか…情けねぇ。
あんな宇宙人に振られたくらいたいしたことねぇだろ。
何マジになってんの、キモいよ俺。
自嘲気味に笑ってみたが、浮かんでくるのは昨晩の三橋。
声が掠れるまで喘いで、泣いて、涎まで垂らして、
必死に俺の唇を貪って、俺の上で腰を振って、
(ああんっ…はぁんっ、あぁっ!あっ阿部君っ…んんっぁん)
…。
ホント、エロかったよな。
最低最悪の気分なのに、それでも堅くなる俺の息子。
俺は泣きたい気持ちでトイレに走った。