阿部「三橋にもう一個穴が欲しい」

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235某ゲームパロ
>>229
俺は3人の後ろから顔をだした。
「ヘリは用意できるのか?!」
『わ、わかった。今準備をしている・・・それよりも人質を・・・』
本当かどうか・・・まぁいい。
「それから食料をよこせ!」
それだけ叫ぶと俺は窓から離れた。また返事は聞かない。
俺は椅子を教室の真ん中当たりまで引っ張り出すと、彼らの方を向いて座った。銃口も向けたままだ。

どれくらいそうしていただろうか。手が痛くなってきたから銃口は下を向いている。俺も下を向いていた。
「なぁ、いつまでこうしてればいいんだ?」
チビが口を開いた。うるさい。
「うるせえ、暇ならオナニーでもしてろ」
「は?」
有効に使おうとは思ったものの、人質なんて想定外だ。あーもーどうすればいいんだ。
正直警察との話し合いに使う以外はどうしておけばいいのかわからない。
脱がせたのは武器とか隠し持ってたら困るから。本当にただそれだけだ。
だから服を着させても良いのだが、実は服のほうにカッターとか持ってましたとか困る。
それに脱がしたのにまた着せるとかなんかいきあたりばったりみたいで情けない。
人質相手にはできるだけ強い俺でいなければ。舐められて3人がかりで襲われたら拳銃があっても危ない。
「なんでそんなことしなきゃなんねえんだよ!」
たれ目は切れやすい。うるせえ。カルシウム取れ。
ひよこは真赤になってうつむいている。チビはきょとんとしていた。
「そうだ、お前らせっかくだから教壇の上でやれ。オナニーショーだ」
まぁそんなの見てもつまんねえけどな。
たれ目はぶつぶつまだ文句を言っている。ひよこはまたぴーぴー泣いていた。
二人はしぶしぶといった様子で壇上へとあがる。
チビはまったく動揺していない。なんだよ、お前もしかして普段から人前に曝け出してるタイプか。
そういえば二人は隠してるのにこいつだけは前をまったく隠す様子がない。
・・・こいつには常識が通用しない可能性がある。注意しておこう。
「おら、なに突っ立ってんだ。やれよ」
とりあえず促す。やっぱり一番最初に取り掛かったのはチビだ。残りの二人もおずおずとしごきだす。