ほたるの墓イメージだけどこの先進まない
だって俺戦争経験した事ないんだもん!
昭和19年11月。
俺は駅のホームの壁にもたれかかるように目を閉じた。
足元には40代くらいのおばちゃんが置いていった握り飯やら
誰からかは覚えのないお札や小銭などがちりばめられている。
あれから何日経ったのだろうか。
もう日を数えられる程の思考も体力もないのかと思うと、自分で自分に笑えてくる。
死んだら三橋には会えるだろうか。
一人で先に逝かせてしまったからきっと寂しがっているに違いない。
あいつは以外に寂しがり屋なんだ。
本当ならもっと早くに傍に逝ってやるべきだったのに
ごめんな三橋…