阿部「三橋!俺らの夏は終わらない!」

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53fusianasan
大学へ入学した三橋。
俺は強引に漫研にさそった。もちろん三橋は野球部に入るからと申し訳なさそうに断った。
しかし俺は食いさがった。じゃあせめて名前だけ貸してくれ、幽霊部員でいいから。
部にあるマンガ読み放題だぞ。野球部の奴らも連れてきて読んでいいから。
俺がそう言うと三橋はやっとおずおずとうなずいてくれた。
「じゃ じゃあ、名前だけ…」

しかしそれは俺の壮大な計画の序章に過ぎなかったのだ。
俺はにやりと笑った。無邪気に笑う三橋はまだ俺の意図を知らない…