阿部「ミハラッシュ…何だかとても眠いん ぶべら」

このエントリーをはてなブックマークに追加
426fusianasan
強制排尿続き

腰を引くと三橋の体に緊張が走る。きつく締め付けられ、阿部は眉を歪めた。
「バカ、きついんだよ」
咎めるように言うと、三橋が小さくごめんなさいと呟く。その表情は阿部には見えない。
謝罪の言葉にひとつ舌打ちをして、阿部は腰を打ちつけた。
そのリズムに合わせるように、三橋が声を上げる。
「あっ うぅ… っく…」
まだ、快楽を感じるまでには至っていないのは、その声からも理解できた。
なぜ苦痛を伴う行為を三橋は望むのだろうかと思う。
気持ちが伴わないまま体を繋いだ結果、残るのは後悔や自責の念ではないのか。
少なくとも、阿部に残っているのはその二つだけだった。
もう何度後悔しただろう。その度に、こんなことはもうしないと思い、また、流される。
なぜ、流されてしまうのか。それを考えようとして、阿部は思考を止めた。
考えたってわからない。この行為に意味は無い。
自分で言ったように単なる性欲処理だ。考えるようなものは何も無い。ただの本能。
三橋の体は徐々に開いてきたようだった。ただきついだけだった締め付けに、緩急が生じていく。
「あ あっ 阿部くん… 阿部くん…」
荒い呼吸の合間に三橋が阿部の名を呼んだ。三橋はいつもこうして阿部の名を呼ぶ。
そうされる度に、阿部の感情はささくれ立った。
「うるさいっつったろ」
阿部は三橋の尻に手を振り下ろした。パンと軽い破裂音が響く。
「あっ やだっ やだ…」
「黙ってろ」
阿部は三橋の体をぐいと長椅子に押し付けた。苛立ちをぶつけるかのように乱暴に腰を打ち付けていく。
「ん っぅ あ ああっ」
つっぷした姿勢のまま、三橋は喘ぐ。自らも快感を得ようと、勃起したものを扱いていた。
「浅ましいな」
吐き捨てるように阿部は呟いた。その言葉は三橋の耳には届いていない。
だが、届かなくても構わないと阿部は思っていた。
「ああっ う あっ あ…」