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「三橋!」
「は はい・・・」
「お前いつまでそうしてるつもり?」
三橋はずっとベッドの上で膝を抱え下を向いて座っている。
話しかけても首を振るくらいしか反応しねぇ。本気で殴りてぇ・・・。
「おい!いつまでもそんな状態だと俺も迷惑なんだよ!わかってんのか!」
「ご ごめん・・・あ べ・・・くん・・・・ひっ・・・うぅ・・・」
「泣くなよ・・・!」
俺が泣かしてるみてぇじゃねぇかよ・・・
「俺は出かけてくるからお前、何か食うか何か飲むかしとけよ。」
「う う・・・ん・・・」
丸2日あの状態だ。今日で3日目だぜ・・・いい加減あんな落ち込んでられたら俺だってイラつく。
・・・ハッキリさせないといけない。いつまでもあんなモヤモヤ悩んでるからアイツも踏ん切りがつかねぇんだ・・・
俺は車のキーを手にし、三橋を残して家を出た。