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大奥:
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その日、外がようやく白み始めた頃目が覚めると将軍がまだ隣で寝ていた。
緊張して窮屈な態勢を強いられたまま寝ていたので、体があちこち痛い。
伸びをしようとしてグッと手を握った時、チクッと手の平に何か固いモノが刺さる。
「痛っ・・・。か、髪飾り・・?」
返してくれたのか!と思ったが、よく見ると違う形のものだった。
おそらく、叶がくれた簪の何倍もする高価なものだろう。
それを見て、複雑な気持ちになった。簪が欲しいわけじゃない。
叶がくれたモノを大事にしていたかっただけだ。
しかし、まさか将軍がこんな気遣いをしてくれるとは思わず、三橋は少しだけ頬を緩めた。
「起きたのか。」
「ひっ!う、あ、は、はいっ!」
寝ていると思っていたのに声をかけられ思わず飛び上がって驚くと、将軍がその反応にチッと舌打ちをした。
「なんでいちいちビビッてんだよ!」
「ご、ごめんな、さい・・」
慌てて布団から出ようとすると、強く腕を掴まれ引き戻され、そのまま寝乱れた着物の隙間に手が差し込まれた。
乳首の先を捻るように強く摘まれて、痛みで思わず呻く。
「いっ、痛っ!やめて・・っ」
「目が覚めた。寝起きに一発抜かせろよ。」
「えっ、いやだぁっ!」
暴れると髪を掴まれて頬を引っぱたかれた。
軽くショックを受けていると、そのまま緩んだ口の中にペニスを入れられる。
「んーっ、ん・・っ」
「しっかり奉仕しろよ。歯は絶対立てんなよ。」
「んう、うう・・」
まだ完全に起ききらない頭のまま、喉の奥を強く突かれて頭の中が混乱した。
とりあえず怒らせないように慎重にペニスに浮いた筋を舐める。
大人しくそうしていると、将軍が三橋の頭に手を置いた。
そのまままた、喉奥に無理矢理押し込まれるのかと思い、抵抗しようとしたが、
その手は柔らかい髪の毛の感触を楽しむように絡ませられただけだった。